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職人魂が感じられる大島の長財布に感謝


これ買っておきなさいよ、と母が言います。
デパートの物産と観光展での事です。それは、大島紬のお店でした。この色見てごらん、大島は、こういうのが
高価なのよ、と言われ、それなら、と購入します。
シンプルで、何しきりがあるだけの、長財布ですが、さすがに、外の着物地が光っています。
私は、ブランド物のお財布はもったことがありません。多くは、手づくり感覚や、一点物の特別製、
変わりどころで、おまけ、です。
これは、もう、織る人が少なくなっているからね、それに、こんなに、色がはいっているのは、簡単に
織れないのよ、と母に言われ、じっくりと眺めます。
財布の中身はじっくり見ることは、多いですが、財布自体をまじまじと見ることはそんなにありません。
おおむね、ブランド物を購入して、外のロゴをうっとりと眺める感覚なのでしょうか。
私もこれまで、別の着物地の財布をつくってもらった事がありますし、生地を提供して、がま口を製作して
いただいたこともあります。
手づくりの財布には、それなりにあたたかさ、職人さんの息遣いを感じます。
そして意外だったのはこの大島の長財布を使っていると、珍しい長財布だねって言われる事が多くなり、
会話が増えた事でしょうか。
もともと人見知りだった私ですが、職場でもあまりしゃべらない同僚とも会話が増えたり、
それがきっかけで一緒に遊びにいったりすることが増えたのがうれしいですね。
そういった意味では私にとってはほんとによかった長財布だと思いますし、
こういったきっかけで出会いがあるのかなって初めて知ることも出来た事は収穫でした。
もちろんこの長財布だけではありませんが、会話のきっかけとしてはすごくありがたく思いますし感謝しています。

第一話思わぬ出会い