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コバとは


コバとは簡単に言ってしまえば革の端の部分を言います。
裁断などで切られた革の断面部分の事で、
財布職人の腕の見せ所と言われています。

コバの処理は大きく分けて3種類、
まずは「コバ磨き」
彫刻刀などで断面をそぎ落とし、下地を綺麗に整え、
専用のヤスリでじっくりと削ります。
そして染料やロウをしみ込ませる、
この作業何度も繰り返しながら一枚の革の様に仕上げていきます。

この作業は手を抜いてしまうと、
使っていく内に張り合わせた革がはがれていってしまう為、
質の良い財布を買うならコバの仕上げで判断しろと
言われる所以になっています。

2つ目は「へり返し」
字のごとくへりを折り返し、ステッチで縫っていきます。
この時重要なのは直線部分は問題ありませんが、
技術を要するのが角の部分です。
これも質の良い財布の目安の一つと言われる
「菊寄せ」です。
カーブになっている部分なので、技術が必要で、
綺麗な物は菊の花びらのように見える為この様に言われています。
この菊寄せは日本の職人が世界的にも高技術だと言われています。

3つ目は染料などによるコーティングで、
もっとも多いコバ処理の方法と言われ、
海外のブランド財布から安い財布などにも
よく使われる手法です。
安価で出来る為よく使われますが、見た目は
この方法が一番綺麗に見える為有名ブランドでもよく使われます。

コバの処理方法は主に3つですが、どの方法も
メリットでメリットはあります。

染料だけの場合はコストが安く済み、
見た目もパッと見は綺麗です。

へり返しや磨きは手間がかかる分、コストや
生産性や効率が悪いですが、
丈夫で長持ちします。

当サイトは職人が作ったメンズ長財布を
紹介しているので、海外のハイブランドの長財布よりは
日本の技術の結晶を集めて長財布を
手にしてもらいたいと思っています。

第一話思わぬ出会い